
以前メディアでも「ひふみ投信」が話題になったため、気になった方も多いのではないでしょうか。
興味を持ちつつも、本当に運用して利益が出るのか心配になり、一歩踏み込めない方もいるかもしれません。
まずはひふみ投信はどんなものか詳しく知るところから始めましょう。
こちらの記事では、「ひふみ投信」についての特徴やメリット・デメリットについて解説していきます
ひふみ投信とは?

ひふみ投信は2008年10月の設定から5倍以上の運用実績を持つ投資信託です。
ひふみ投信とは、国内外にある企業の成長を見ながら投資を行い、長期的投資を目的にした投資信託商品です。
決して数日数ヶ月でのアップダウンを見ているのではなく、長い目で何十年と投資していくことを目的としています。
そのため、運用を任せてから多少投資額が目減りしてしまうケースもありますが、長期的に見て回復させていきます。
投資している間も一気に爆儲けするようなこともないですし、ほとんど資金が残らないような運用もしません。
あくまで着実に少しずつ長い目で見極め、投資を行っています。
実際投資方法が素晴らしいと評価を受けていて、格付投資情報センターのR&Iファンド大賞・NISA / 国内株式部門で最優秀ファンド賞の受賞経験もあります。
どの投資信託でも貰えるような賞ではなく、それほどまでに評価されているとも言えるでしょう。
積極的かつ手堅く長期的に運用してくれるので信頼度も高く、投資信託の中では売れ筋の常連です。
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ひふみ投信のメリットとデメリット
ひふみ投信を利用した場合のメリットとデメリットを紹介していきます。
どちらも知っておけば、いざ始める時にも良い部分だけでなく、気を付けておくと良い面もわかり安心です。
メリット

どの中小企業が今後成長していくのか、見極める目があります。
なかなか素人はどこの企業がどのように成長していくのか見極めるのは難しいものですが、プロの目で積極的にリサーチを行い、厳選して投資してくれるのです。
投資信託の会社はさまざまありますが、なかなか対象になりにくい会社もリサーチして見極めをしています。
誰も目をつけない部分を拾い投資するので、大きなリターンも期待できます。
これまで実際に運用を行ってきて、そのパフォーマンス性には実績があります。
ある時期はプラス500%以上になっていたこともあるほどです。
投資信託でここまでの実績を残すのは難しい場合も多いので、これだけの数字にしただけでも素晴らしいのです。
ずっとこの数字が続いていたわけではなく、勢いがなく今後が不安など、さまざまな声は上がっていますが、投資信託で必ず安定的にプラスにしかならないというのはありません。
いくら順調でも、時には一時的に落ち込む時があるものです。
それでも、工夫して続けていくことでまた良い方向へ持ち直す時がきます。
一瞬だけでなく長期的に見ている投資信託だからこそ、期待が持てます。
中小企業の今後成長率の高そうな企業だけでなく、トータル的にさまざまな運用の仕方をしています。
利益につながりそうな海外の大型株や新規株式でも、今後が期待できると判断したものにも投資をします。
ほかにも、テーマ株にも一定の割合資金を入れ運用するなど、そのやり方も多様です。
だからこそ、長期的に見た時に利益が出やすくなります。
正直素人がここまでしようと思っても難しいものです。
単調に投資信託の運用ができても、さまざまなものをトータル的に見ながら行うにはかなりの時間を要してしまいます。
どんな人が運営してくれているのかわからないと、お願いするのにもためらってしまいます。
CIOの藤野英人氏は、積極的に運用しているメンバーとコミュニケーションを図っています。
一緒に交流を行いながら、不安なども解消していけるため安心です。
運用報告や市場動向の説明も月に1回は実施し、投資を行っている企業にも訪問に行っています。
セミナーなども行い、投資を行っているメンバーは優先的に招待されるのです。
ほかにも、CIOの藤野英人氏は書籍も発行しています。
投資信託の会社が皆同じようにやっているかといえば、そんなことはありません。
どんな風に運用しているのか、今一歩不透明な会社もあります。
老後の資金を貯めるためにも、これからNISAを始めたいと考える方もいるかもしれません。
ひふみ投信は長期的な運用を目指している会社ですので、NISAにも対応しています。
NISAを利用すれば、税制優遇が受けられお得です。
一度にまとまったお金がなくても、長期的にコツコツ始められます。
特につみたてNISAでは毎月5,000円など少ない金額からでも始められ、無理なく始められます。
ひふみ投信の他にひふみプラスという商品もあり、こちらもNISAの対象です。
ひふみ投信で運用を任せる際に、どの商品にするのか自分で選べます。
国内の株式を中心に取り扱っている商品だけでなく、海外の株式も混ぜたような商品もあります。
見比べて自分に合っていると感じたものを選べますし、組み合わせることも可能です。
リスクを分散させたいという方は、様々なファンドを混ぜてみても良いでしょう。
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デメリット
どんなものでも、メリットだけでなくデメリットも存在します。
次にデメリットを見ていきましょう。
まとまった資金があれば、一括で入れてしまい運用したいと考えるかもしれません。
しかし、一括投資ではタイミングによっては損な時に当たる可能性があります。
すると、思ったほど利益が出ずに終わってしまうかもしれないのです。
一括投資ではなく長期投資を行えば、このリスクを回避できます。
毎月5,000円ずつでも堅実に資金を投入するほうが、万が一損失が出るタイミングがあってもリスクを軽減できます。
投資をしている最中にあまり調子が良くない時がきてもすぐに保有商品を替えるのではなく、長い目で運用をしましょう。
ほかの投資信託の会社と比べた時に、信託報酬はそこそこ取られてしまうのだなと感じてしまうかもしれません。
しかし、ただ利益が欲しいだけで信託報酬を高めにしているわけではなく、成長している企業を見つけるために手間がかかっているからある程度の費用がかかるのです。
多少高めの報酬だからこそ結果も出していますし、最優秀ファンド賞も受賞しています。
特にインデックスファンドと比べると高く感じてしまうかもしれませんが、それなりの理由があります。
ひふみ投信を利用して運用する場合は、普段使っている別の口座は利用できません。
ひふみプラスなど別の商品であれば、大手の投資信託業者でも購入はできます。
しかし、ひふみ投信は直接販売されているため、必ず口座を準備しなければならないのです。
最初の手続きでは、新たにレオス・キャピタルワークスの口座を開設するところから始まります。
面倒に感じる方は、今持っている口座で、ひふみプラスなど間接販売の商品を利用してみても良いでしょう。
ひふみ投信の特徴とは?
多少のデメリットもありますが、ひふみ投信を利用するメリットは多いです。
ここからは、ひふみ投信の特徴について紹介していきます。
投資信託を利用して運用を考えている方の中でも、特に日本株式投資を考えている方にひふみ投信はおすすめです。
商品もさまざまありますが、主に日本株式投資に力を入れています。
特に大企業だけでなく小中企業にも力を入れているのです。
海外への投資にも力を入れたい場合、そういった商品を選んでも良いですが、気に入ったものが見つからなければほかの投資信託と組み合わせても良いでしょう。
本来投信で運用を行い、売却するまでには4つの手数料がかかります。
まず購入の際にかかる手数料、投資をお願いするために支払う信託報酬、売る際にかかる信託財産留保額と解約手数料です。
しかし、このうちの購入手数料、信託財産留保額、解約手数料がかかりません。
良心的な設定になっているのでお得です。
手数料はどの投資信託会社を選ぶかでも変わってきます
ひふみ投信では、アクティブ運用を行っています。
目安となるベンチマークがあるのですが、そこを上回る成績を目指しています。
日本株を主に運用しているのですが、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)を目安にしてそれを上回るように運用をしているのです。
ひふみ投信には、ほかにも似たようなひふみプラスやひふみ年金があります。
投資をして恩恵が受けられる場所は、どのひふみシリーズを利用してもひふみ投信マザーファンドです。
投資する入口は違いますが、運用の仕方などもほぼ似ていています。
ひふみ投信は、専用の口座で運用をするため、ほかの投資信託や株式にも同じ口座を使って投資したいと思ってもできません。
それに対してひふみプラスは、大手有名証券会社などの金融機関でも選んで運用できます。
信託報酬はどの程度残高があるかで変わってきます。
つみたてNISAの口座を持っていて、新たにひふみでも運用したい場合、ひふみプラスを選ぶことができれば利用可能です。
ほかにも、ひふみ年金という商品もあり、確定拠出年金制度を利用して資産運用が可能です。
少しでも信託報酬率を下げたい場合、ひふみ投信やひふみプラスに比べて安くなりお得です。
「日本を根っこから元気にする」とコンセプトに掲げ、主に国内の株式投資を行っています。
税制面でもメリットが大きいのが特徴です。
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ひふみ投信 口座開設方法

- 通帳など銀行口座番号がわかるもの
- マイナンバー確認書類
- 運転免許証など本人確認書類
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まとめ
ひふみ投信は、多少のデメリットになる部分もありますが、メリットのほうが多く信頼できます。
特に運用している人たちとのコミュニケーションを図り、リサーチ力、運用の仕方も多様でパフォーマンス性も高いです。
すぐに株で利益を出したいというのではなく、長期的に運用を考えている方にもおすすめです。
NISAの対象ともなっていますので、つみたてNISAを考えている方にも良いでしょう。
ひふみ投信のほか、ひふみプラスやひふみ年金などもあります。


